北上の食と農

6次産業化支援

6次産業化とは、農林漁業者の皆様が生産した農林水産物を活用し、加工食品の製造・販売や観光農園のような地域資源を生かしたサービスを行う取り組みです。

令和5年度「北上市新事業創出支援事業補助金」事業者募集

 北上市では産業分野を問わず、新事業(新製品の開発又は提供、新サービスの開発又は提供、新販路の開拓・新販売方法の導入、6次産業化の事業)創出する方を支援し、北上市産業の振興に取り組んでいます。
関連書類の一部様式が修正されました。修正後の様式でご応募ください。


(PDF:628KB)



公募期間
 令和5年4月26日(水)~令和5年5月31日(水) ※午後5時必着

  審査会(6月8日)で採択された事業者は、補助金交付申請書を市へ提出します。申請内容の確認後、正式決定となります。


対象者
次のいずれかに該当し、市内に住所を有する市税を滞納していない方
  1. 中小企業者(個人事業者含む)又は事業年度内に起業予定の個人
  2. 第一次産業に従事する個人、法人又は集落営農組織
  3. 上記1又は2に該当する者を主たる構成員とする3者以上で構成するグループ


対象事業
次のいずれかに該当する新事業
  1. 新製品の開発又は提供
  2. 新サービスの開発又は提供
  3. 新販路の開拓
  4. 新販売方法の導入
  5. 6次産業化の事業(既に6次産業化を行っている事業を改善する事業も含む)
  6. その他市長が新事業と認めるもの


応募要件
  1. 補助対象者(グループの場合は主たる構成員)の本拠地が北上市内にあること
  2. 北上市の産業振興に資すること
  3. 営利を目的とする事業であること
  4. 提供される製品またはサービスに実現性が認められ、新規性、革新性、発展性等の視点から地域の振興に寄与することが期待できる事業であること
  5. 市が支援する事業として、社会通念上、適切と認められるものであること
  6. 北上市産業支援センター又は北上市農業支援センター事前に相談すること(必須)
    各センターでは、事業内容や事業の進め方、書類の書き方等の相談に応じるほか、事業実施中・事業終了後にもアドバイスいたします。
    ※応募締切10日前までにご相談ください。


補助対象者経費と補助金の額

補助対象経費 補助対象者 補助率 補助限度額
指導に係る謝金及び旅費、開発費、機器整備費、施設整備費、性能検査費、知的財産権関連経費、展示会及び商談会出展経費、広告宣伝費 1.中小企業者(個人事業者含む)又は事業年度内に起業予定の個人 2分の1 100万円
2.第一次産業に従事する個人、法人又は集落営農組織
3.1又は2に該当する者を主たる構成員とする3者以上で構成するグループ
3分の2


採択のポイント
応募された事業の採択可否は、審査会での審査を経た後に決定します。
なお、次の事由に該当する場合は審査において加点します。
  • 過去に新事業創出支援事業補助金を活用したことのない方
  • クラウドファンディング型ふるさと納税を活用する場合
    ※事業周知・販路開拓の可能性が高まります。
    ※知的財産権等、公表できないものについては別途考慮します。
  • 国、県、市から認定を受けているもの(本事業に関係のあるものに限る)
    例)北上市「食のつながり」認証制度
  • 本事業で生まれた製品やサービスをふるさと納税返礼品として提案
  • 大学、公設試験場との共同研究
  • YouTubeやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の活用


事前相談会 ※終了しました
  • 開催日時:令和5年4月25日(火)午後4時~午後5時
  • 開催場所:北上市産業支援センター(北上市相去町山田2番地35)
  • 申込方法:4月21日までに指定申込フォーム(外部リンク)または電話でお申込みください



関連書類
 ※一部様式が修正されました。修正後の様式でご応募ください。
事業公募要領(PDF:319KB)
応募申請書(事業計画書)(Word:22KB)
資金計画書(Word:18KB)
証明願申請書(修正)(Excel:28KB)
応募申請書(クラウドファンディング型ふるさと納税の提案書)(Word:17KB)
グループに関する届出書(修正)(Word:30KB)


【問い合わせ先】
 北上市産業雇用支援課 産業連携係  TEL:0197-72-8236
                   E-mail:sangyo@city.kitakami.iwate.jp

【事業計画等に関する事前相談】
 北上市産業支援センター  TEL:0197-71-2181
              E-mail:mono@ginga-net.ne.jp

 北上市農業支援センター  TEL:0197-72-8311
              E-mail:k-noshien001@kitakami-asc.jp





これまでの成果

農業経営6次産業化支援事業費補助金
平成25年度実績   ・平成26年度実績   ・平成27年度実績

北上市新事業創出支援事業補助金(内6次産業化関連)
平成28年度実績

平成25年度 6次産業化支援事業費補助金 事業実績 
氏  名:髙橋 雄孝 さん (北上市和賀町岩崎新田)
事業内容:
 きたかみ牛のおいしさを伝えたいという思いから、北上産和牛を使った初の加工品を開発。
 『時雨煮』『ごぼう味噌』『ピーマンの佃煮』の3種類の商品を平成25年11月から販売開始した。市内では、パル食彩工房、宝珠の湯、観光物産館アクセスで販売中。
氏  名:高橋 都 さん (北上市北鬼柳)
事業内容:
 もともと市内の産直で『江釣子漬』を出品していたが、遠方の方にも漬物の味がおいしく新鮮なうちに食べてほしいという思いから、真空包装器を導入し、保存期間を延ばし販売している。現在は漬物以外にもお餅も真空パック化し販売している。
氏  名:昆野 広子 さん (北上市口内町)
事業内容:
 もち加工品の新商品で、二種類のりんごを使用した『りんご大福』を開発。補助金により製粉機や餅つき機等を導入し、試作を重ね、納得の味に仕上げた。産直あぐり夢くちないで販売中。


平成26年度 6次産業化支援事業費補助金 事業実績 
氏  名:有限会社アルバ 代表取締役 高橋 一男(北上市和賀町藤根)
事業内容:
 エゴマ選別機を導入し、作業の効率化及び新製品の開発を行った。現在販売中のえごま油、えごまスナックに加え、平成27年3月には「えごま粉」を商品化し、4月からはショートパスタも商品化。平成27年2月から3月にかけてメディアで、えごま油の効果が放送されたことで、油のみならず関連商品も好調の売り上げとなっている。北上観光物産館アクセス、JA産直あぜみち、食彩工房(江釣子ショッピングセンターパル内)で販売中。
氏  名:松田 悦子 さん (北上市相去町)
事業内容:
 もともとJA産直あぜみちにきりせんしょや餅菓子等の和菓子を出品していたが、洋菓子も作りたいとの思いからガスオーブンを導入。パウンドケーキ等の洋菓子が出品できるようになり、産直への出品品目が増え、売上も大幅に伸ばすことができた。商品シールやのぼり旗も開発し、商品には「えっちゃんキッチン」シールが貼られている。JA産直あぜみち、相去産直で販売中。


平成27年度 6次産業化支援事業費補助金 事業実績 
氏  名 :株式会社ふるさと興社 代表取締役 小原 孝也 (北上市更木)
事業内容:
 更木桑茶のティーバッグ商品に関する試作品開発、調査研究、デザイン開発等
氏  名:農事組合法人さらき 組合長 山口 典男 (北上市更木)
事業内容:
 真空パック機およびラベルプリンター導入に伴う袋入り米商品の量目バリエーション充実による販売促進、販路拡大


平成28年度 北上市新事業創出支援事業補助金 事業実績 
氏   名:有限会社アルバ 代表取締役 高橋 一男 (北上市和賀町藤根)
事 業 内 容:えごま及びえごま葉と米油のマヨネーズ風ソースの開発と販売
成 果 品:『米油とえごまのマヨネーズ風ソース』『米油とえごま葉のマヨネーズ風ソース』
成果品概要:「えごまを粉末化し加工したマヨネーズ風ソース」2種類の開発
概   要:
 粉末化したえごまや米油を使用するなど、健康を重視した商品。
 商談会出店の際は、来場者から好評を得た。主に食品の機能性を重視する顧客からニーズがある。商品は市内の産直で販売しているほか、平成29年4月からはふるさと納税の返礼品として提供。

問 合 せ 先:有限会社アルバ
電   話:0197-71-7285
氏   名:株式会社オーテック 代表取締役 小原 勝久(北上市滑田)
事 業 内 容:商品価値の低いシイタケの粉末(調味料等の材料)への加工
成 果 品:『粉末シイタケ』
成果品概要:商品価値の低いシイタケを乾燥させ、粉末化した調味料
概   要:
 形状不良、目引き品等商品価値の低いシイタケを乾燥させ、粉末化した「粉末シイタケ」を開発し、成分分析及びパッケージ化等したうえで販売。
 家庭用調味料(出汁)として開発したが、商談会に出店したところ、新たな活用法の提案もあり、販路開拓の足掛かりになった。商品は市内産直等で販売しているほか、生シイタケと組み合わせ、ふるさと納税の返礼品として提供している。

問 合 せ 先:株式会社オーテック
電   話:0197-71-5211
氏   名:口内プルーン加工グループ(北上市口内町)
事 業 内 容:口内産プルーンを利用した発酵プルーンの試作開発
成 果 品:『発酵プルーン』
成果品概要:口内産プルーンを発酵させた商品
概   要:
 口内で生産されたプルーンを加工・販売するため、試作品をパッケージ化し、商談会にも出展。他産地との差別化を図るためにも、全国的に商品化の例が少ない「発酵プルーン」の商品開発に着手したもの。
 試作の結果、ノウハウが蓄積し、製造可能量を把握することができた。市内産直ではロスなく販売できたほか、東京におけるテスト販売では予想以上の高評価を得た。

問 合 せ 先:
口内プルーン加工グループ 菅野 良和
電   話:0197-69-2200


平成29年度 北上市新事業創出支援事業補助金 事業実績 

氏  名:千葉 晃史 さん
事業内容:
 蕎麦スイーツのバリエーションの増加と蕎麦スイーツ及び手打ち蕎麦の販売サイトを開設した。
また、新たに冷蔵設備を導入し、年間を通した蕎麦の品質向上を実現。さらに市内事業者の協力により、抹茶味、桜味等、蕎麦スイーツのバリエーションを増やした。

問合せ先:神楽屋 千葉 晃史
電  話:0197-72-8588
H   P:http://www.kaguraya-japan.com




更新日:2023年05月01日
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