経営支援情報

雪害ハウス、その後の農家の動向について

 昨年12月の大雪被害でビニールハウス倒壊被害に遭った農家を訪問して、再建状況(強い農業・担い手づくり総合支援交付金を活用)などをお聞きしました。


雪害ハウスの再建状況 

高橋 信市 さん (北上市和賀町長沼)

 4棟に被害あり。解体は自分で行ったが、建設は業者に頼んだ。現在は3棟完成済で、残り1棟はこれから移設する予定。
 ハウスでは小菊栽培と水稲用苗を行っており、水稲苗は間に合ったが、小菊は今年度苗作りが不足した。

菊池 宏幸 さん (北上市稲瀬町押切)


 ハウス2棟と格納庫ハウスと農機具(田植え機とコンバイン)に被害あり。1棟は自分で解体と建設を行った。残り1棟は秋以降に解体と建設予定。水稲苗は新設したハウスと被害の無かったハウス2棟で、2回転させて間に合わせた。
 転作作物としてトウモロコシを栽培しているが昨年まで鳥獣被害があったので、今年から北上市補助を受けて「電気柵」を設置したおかげで、今のところ被害はない。



(建設中)

旭農園 高橋 盛太 さん (北上市和賀町岩崎)

 11棟に被害あり。解体、建設は親戚などに手伝ってもらい春までに4棟完成させた。現在も建設作業中で残り4棟まで来た。水稲苗は2回転させたほか近所のハウスを借りて間に合わせた。
 北上市に対しては、親の後を継いで農業をしている人はこの地域にもいるがその人達に何か補助みたいなのがあれば嬉しい。また、大型法人は行っているようだが耕作地の利便を考えて土地交換情報が欲しい。


<農業支援センターから>
 北上市では、農業後継者、担い手への支援をしています。詳しくは農林業施策ガイドのページをご覧ください。→リンク
 また、地域農業マスタープランによる地区での農地の集約化などの話し合いを進めており、各地区で順次開催しています。







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